夜会の仮装

蕗谷虹児作「夜会の仮装」
<写真は「大人の塗り絵画集 蕗谷虹児の世界」(蕗谷虹児・あおば出版)より引用>



「夜会の仮装」は、令女界(大正15年12月号)の口絵となった絵で、蕗谷虹児がパリに留学していたときに描かれたものです。

色使いが非常に華やかな絵なのですが、この絵が描かれた大正15年という年は、日本に残してきた長男が亡くなったり、サロン・ドートンヌの入選が決まったりと、蕗谷虹児にとっていろいろあった年です。

そんな中で、心の動揺というか、そういうものを感じさせずに、こうした色鮮やかな絵を描いた蕗谷虹児という人は、本当にプロなのだなあ、と思いました。

タイトルに付けられた“仮装”の2文字が、妙に心に引っかかります。

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